2017年3月28日 東京 –IMA® (Institute of Management Accountants)はこの度、日本国内における管理会計教育のベストプラクティスおよびIMAの Certified Management Accountant (USCMA: 米国公認管理会計士) の資格を促進するために名門早稲田大学の大学院会計研究科 (GSA) と覚書 (MOU) を交わしました。
1882年創立の早稲田大学は日本で一流の私立大学として知られています。この覚書は、早稲田大学の在学生、修了生、およびIMAメンバーを対象とした合同イベントを行い、ビジネス教育における知識と実践的な洞察の接点を展開させることを目的としています。
日系人であり米国公認管理会計士、IMAヨーロッパ担当のNina Michels-Kim,USCMA,は、IMAと早稲田大学の提携の機会を探るため、清水孝教授 (会計研究科教授・IMA東京支部会長)、および柳良平博士 (IMA東京支部常任理事、米国公認管理会計士、エーザイ株式会社最高財務責任者、会計研究科兼任講師) と話し合いをしてきました。この話し合いは、Nina Michels-Kimが2015年夏にIMAを代表して小規模支部におけるICMA Board of Regents3位の賞を東京支部に早贈呈するため稲田大学キャンパスを訪問した際に始まりました。この賞は、支部に参加しているUSCMA、受験者数、合格者数、新規登録したUSCMA数、および潜在的な受験者といった基準をもとにして決定されました。
Michels-Kimは次のように述べています。「自分が生まれ育った国でIMAを前進させることは私の夢でした。早稲田大学との覚書によって、IMA会員が合同イベントでネットワークを広げ、ビジネス教育の知識を深める機会ができました。」
一方、清水教授は「IMAとの覚書を交わしたことはパートナシップを強め、学生たちに一流のUSCMA資格を取得できる機会を提供して価値を高める第一歩でした。」と述べています。
この覚書はIMAと早稲田大学の提携を拡大させる推進力となり、これには4月22日にIMA東京支部とGSAが合同で主催するContinued Professional Educationというイベントが含まれます。イベントの詳細についてはここをクリックしてください。
IMA (Institute of Management Accountants)
ビジネスの管理会計専門家を育成する機関であるIMA®は、管理会計の発展を専門的に推し進めている機関のなかでも最大規模で信頼を受ける機関の一つです。IMAでは研究、Certified Management Accountant(USCMA) プログラム、継続的教育、ネットワーキング、ビジネスに対する高度に倫理的な手法の推進をもって専門家たちをグローバルに支援しています。IMAは140カ国85,000名の会員、300名の専門家および学生支部に及ぶグローバルネットワークを有しています。米国ニュージャージー州モントベールに本部を置くIMAは、アメリカ、アジア/太平洋、ヨーロッパ、中東/アフリカからなる世界4つの地域にローカライズしたサービスを提供しています。IMAについて詳しい情報は、http://www.imanet.orgを参照してください。
早稲田大学GSA (大学院会計研究科)
GSAは2005年に早稲田大学商学学術院の一組織として開設された専門職大学院です。GSAは財務会計、管理会計、監査、ファイナンス、企業法、祖税法、経営学、経済学における高度専門職業人の養成を提供します。GSA修了生は一流の組織で働いています (監査法人、コンサルティング会社、事業会社および政府機関等)。GSAについて詳しい情報は、http://www.waseda.jp/fcom/gsa/enを参照してください。